無駄な時間を過ごさないのは窮屈だけど、1日2時間は簡単に作れる
2021年01月28日(木)
忙しいアピールをしていた自分が恥ずかしい…
ただ単に余計なことをたくさんしていただけでした。by:ようへい
「毎日時間に追われていて好きなことができない!」と悩んでいませんか?
時間が足りないと感じる理由は、やらなくてもいいことをしているからです。
1日24時間と限られているのに、余計なことをしていたら時間は足りません。
この記事で紹介する『無駄な時間を過ごさない5ステップ』を実践すると、自由な時間が増えます!
仕事の効率化にも応用できる時間との向き合い方です。
本当にやりたいことをして暮らしをもっと充実させませんか?
1日2時間作るのは誰でもできる。
目次
無駄な時間を過ごさないための5ステップ
5ステップは、
⑴ 1日の行動を記録する
⑵ 本当にやりたいことを見極める
⑶ 優先順位を決める
⑷ 集中力を維持する
⑸ 効率よく作業する
⑴ 1日の行動を記録する
無駄な時間を見つけるために、1日の行動パターンを手帳に1週間記録します。
『何に』『どれだけの時間』を使っているかを把握するのが目的。
自分にとってプラスになった行動かを1日の終わりに振り返って考えるためです。
朝食を食べるなら、食べた後に『朝食』(20分)とメモ。
何をするにしてもメモする。
この記録がムダな時間を見つけるのにとても役立ちます。
▶ 行動したらすぐにメモ
細かいことを省かないためです。
1日の終わりに振り返ると、何をしたか忘れることも…
自分にとってそれほど重要ではないことは記憶に残りません。
ムダな時間を使うのはそういった重要でないことが多いはず。
▶ どんな小さなことでもすぐにメモ
何が自分にとって無駄かを知るためです。
それに書くのがバカらしくてやめたくなる行動があるかもしれません。
「駅で財布を忘れたことに気づいて家に戻った」とか…
そうしたら忘れない工夫をして、同じことをくり返さなくてすみます。
▶ ノートに手書き
頭に入りやすいし、ノートを持ち運ぶことで記録するのを忘れません。
スマホのスケジュール機能もありですが、私は手書き派。
1週間記録して、ムダな時間をたくさん見つけられれば1カ月続けることは簡単。
ムダが減って自分のやりたいことに時間を使えるのは楽しいからです。
ステップ1は、『自分の時間の使い方を見える化する』
⑵ 本当にやりたいことを見極める
本当にやりたいことに集中できる時間は1日で限られているから。
手帳にメモした1つ1つの行動を見直して、自分にとってプラスかマイナスかを決めていきます。
自分でやりたいかどうか判断して、自動化できることや人に任せられることはやりません。
やりたいことに集中するのは、やらなくていいことを見極めると同じです。
▶ 自動化する
自動化できることは、小さなことでも自動化すると驚くほどの時間が作れます。
家賃や公共料金の支払いを口座引き落としにすれば、銀行やコンビニに行かなくていい。
しかも毎月くり返えすことだから、現金払いだとかなり時間を取られる。
それに請求書発行代などの手数料もしっかり取られる。
私が自動化しているのは朝食のメニュー、筋トレ、ファッションなど。
朝食はいつも同じメニューで同じ時間に食べる。
筋トレは週2回、月曜日と木曜日にそれぞれ70分ほど。
ファッションはいつも同じで、紺のスラックスに白のスニーカー。
『何を』『いつ』『どこで』がポイントで自動化できることが多いほど、迷いがなくなります。
私たちは1日だけでも100を超える細かな決断をします。
考える時間とストレスを大幅に減らすことは難しくありません。
▶ 代行してもらう
専門家にお願いすれば、自分がやるより早く、良いものができる。
お金はかかりますが、時間がつくれるのは確か。
朝食に食べるパンを自分で焼いたらどれだけの時間が必要だろうか?
私はパン屋さんがおいしく焼いてくれた食パンを食べます。
代行してもらったほうがいいかを考えて、自分でやることを減らしましょう。
▶ 余計なことはしない
時間が足りなくなるのは、たくさんのことをやり過ぎているから。
深刻なのはスマホ中毒。
1日でどれだけの時間、スマホを使っていますか?
電話、Line、ネット検索、動画視聴などいくらでも時間を費やせる悪魔的電子機器、スマホ。
「ちょっとだけ…」と思っていたのに、想像以上に時間が経過していたことはありませんか?
スマホ、ゲーム、漫画、テレビなどはその代表的な例です。
必要な時に必要なだけにできると、時間がたくさんあることに気づきます。
ステップ2は、『やりたいことを見極めて、やることを限定する』
⑶ 優先順位を決める
最も大切なタスクを最優先するためです。
私たちの時間とエネルギーは限られているので、優先順位の高い順に取り組むのが理想。
重要ではないことから始めてエネルギーを使った後に最優先タスクをするのは効率的ではありません。
集中力とエネルギーが必要なのはほとんどが最優先タスクではありませんか?
『将来につながる今やりたい最も大切なこと』は何かを考えて優先順位を決定しましょう。
緊急性、重要性、将来性がポイントです。
本当に今やりたいかどうかを見極める3つのポイントは、
緊急性:すぐにやりたいことか?
重要性:どれぐらい重要なことか?
将来性:未来のプラスになることか?
分かりやすい例を1つ。
『明日が締め切りの仕事の書類作成』と『ゲーム』
この場合は緊急性、重要性、将来性が高いのは書類作成です。
ゲームで生計を立てている人以外はそのはず…
集中して取り組みたいことは、緊急性、重要性、将来性の高さで判断。
今やりたいことはすぐに取り組み、今やらなくてもいいことは意図的に先延ばす。
ステップ3は、『優先度の高い3つに取り組み、残りは意図的に先送り』
⑷ 集中力を維持する
集中力と体力は無限ではなく、限られています。
生産性を上げるためにできる3つのことは、
⑴ 体調を管理する
⑵ 作業環境を整える
⑶ 目標を明確にする
⑴ 体調を管理する
体調を崩すと集中力が妨げられるので健康維持が大切。
心身ともに健康を維持します。
もし、風邪を引いたら?
体が思うように動かない
↓
病院に行って診察してもらう
↓
何をするにも時間がかかる
時間とお金をロスする負のスパイラルです。
最悪の場合は入院とか。
いつもなら20分でできることが、体調を崩しているときは40分かかってもおかしくありません。
▶ 健康を維持する方法
適度な筋トレ、バランスの取れた食事、正しい姿勢、質のいい睡眠、歯のケア。
生活習慣を見直して、できることをリストアップしました。
やればいいのは分かっているけどなかなかできないと思っていませんか?
完璧にやらなくてOK。
食生活を改善するなら、スナック菓子をやめるとか、今より野菜を多く食べるとか…
健康を維持するために気軽にできることはたくさんあります。
▶ 健康を維持するコツ
筋トレの目標を決める!
バランスの取れた食事や質のいい睡眠で筋トレの効果を最大限に引き出そうとするからです。
筋トレを軸にすると他の健康的な要素も自然とセットになってついてくるというわけ。
無理なくできることから始めて、継続するのがおすすめです。
⑵ 作業環境を整える
集中力を妨げるものは身近にたくさんあるので適した環境は大切です。
最も身近なものと言えば、誰もが持っているスマホ。
新着メッセージがあれば気になってしまいませんか?
それが重要かどうかに関わらず…
集中力を妨げるものをなくして作業環境を整えます。
▶ 環境を整える方法
いかに集中を妨げるものを減らせるかがポイント。
私がこのブログを書く時は、
【自分の部屋】
→ 常に同じ環境にできる
【室温を適温にする】
→ 暑い、寒いは集中できない
【音楽は聴かない】
→ 気が散る
【パソコン、ノート、ペンのみ】
→ スマホは近くに置かない
→ アイデアは忘れないうちにメモ
【朝のゴールデンタイム】
→ 一番生産性が上がる時間
場所、温度、音、道具、時間の5つを意識して集中できる環境づくりをします。
▶ 環境を整えるコツ
作業内容によって環境を変える。
集中力を最大限に引き出すためです。
図書館の静かな空間で勉強する
コーヒーを飲みながらだと仕事する
ノリノリの音楽を聴きながら筋トレする
私の場合は常に同じ環境にできる、自分の部屋が最も集中できる場所。
経理作業とブログは音楽なしの静かな環境で。
筋トレはNBAの試合観戦をしながらモチベーションを高めて。
集中できる環境は人によるので、どんな環境が自分に合っているかを見つけてください。
どんな環境だと集中できるかは知っているのはあなただけ。
⑶ 目標を明確にする
目的と目標達成のメリットを明確にします。
『何を』『何のために』を明確化しないと行動できません。
集中力を維持する、しない以前の問題。
私は『ブログを書いて、日本の食品ロスを減らす』という目標があります。
ムダをなくす情報を発信する
↓
読者の生活からムダがなくなって
喜んでもらえる
↓
夢を応援してくれる読者が増えれば
活動資金を得られる
『何を』『何のために』が明確化だと、集中力とモチベーション維持に効果的。
ステップ4は、『集中力を妨げるものを省いて、集中力を維持する』
⑸ 効率よく作業する
効率化できると時間を驚くほど短縮できます。
今まで15分かかっていたことが、10分でできるようになったり…
面倒くさがり屋の私に効果的だった方法を3つ紹介します。
ポイント1:
手帳でスケジューリング
やりたいことにどれだけの時間を使えるのかが分かります。
時間が限られていると分かればムダにしないようにするのが人間。
時間を無駄にしたくないとすぐに行動するきっかけになるのがスケジューリングでした。
手帳は時間とエネルギーを効率よく使うための便利なツールです。
▶ すぐに行動
迷う時間がなくなるだけでもかなりの時短とストレス軽減。
やるべきことをいつやるべきかを考えるのは時間のムダだと思いませんか?
頭でやらない理由を考える前に行動する。
面倒だと思う前に体を動かせば、意外と簡単に最初の一歩が踏み出せます。
優先順位の高い順(大抵は難しい、または面倒くさい順)に進めるのがコツ。
朝のゴールデンタイムを活かして、最も重要なことを朝一で終わらせるのが理想ですね。
1日の始まりにいいスタートができると、あとの時間も有効活用しやすい。
仕事が始まる前にやるべきことが終わっていたら気分もスッキリで達成感も味わえます。
▶ トリガーの重要性
トリガー(きっかけ)があると行動しやすくなります。
私はこのブログを書き始める前にスマホのストップウォッチをオン。
どれだけの時間をやりたいことに費やせているかを測れるし、時間が延びればそれだけ時間の使い方が上手になったという指標になります。
スイッチオンがブログに取り組み始めるトリガーになっています。
後回しにするとやる気スイッチがオフになり、オンにするのに時間がかかりませんか?
やる気スイッチを再びオンにするまでの時間がロスです。
すぐに行動すれば出なかったロスが、後回しにすることで生まれます。
何かをやろうと思い立ったら、すぐに行動。
私のスケジューリング方法は、手帳の書き方で詳しく紹介しています。
良かったら参考にしてください。
ポイント2:
習慣化
やる気に関わらず、やるべきことができるのが習慣化のメリット。
やるのを忘れたり、目的を見失ったりしません。
食後、もしくは寝る前には必ず歯磨きをしませんか?
習慣になっていることはやる気に関係なくできます。
習慣化のメリットを活かして、あなたの未来にプラスとなるようなことを習慣化しましょう。
1日4分のロスが1年で1日のロス。
▶ 習慣化する方法
同じ動作を毎日くり返す。
くり返しているとムダな動きがなくなり時間を無駄にしません。
何を食べるか迷わなく同じものを買ってくるだけ。
私の朝は、
お皿、バター、メープルシロップを準備
↓
牛乳を温める
↓
パンを焼く
↓
バターとシロップをぬる
↓
食べる
↓
マグカップとお皿を洗う
全部で15分。
▶ 習慣化するコツ
毎日くり返している行動で気軽に習慣化できそうなことを見つけるのがコツ。
嫌なことは続かないので、簡単にできることをします。
私服の制服化や朝食の固定化は簡単で、効果が分かりやすいのでおすすめ。
時間の無駄がなくなり、ストレスもなくなる。
ポイント3:
シングルタスク
1つに集中、そして今に集中!
未来の予定を立てても変更になるし、今できること(生産性)が2倍になるわけでもない。
変更は時間ロス、ストレス、モチベーションを下げる原因になります。
週、月、年などの長期ゴールの設定は大まかでいいと考えています。
目標から逆算して、やらなくてはいけないことを明確にするとやる気がアップするのは確か。
達成への近道があるとしたら、シングルタスクで今できることに集中することだと思いませんか?
ステップ5は、『限られた時間とエネルギーを活かして、作業に取り組む』
『無駄な時間』を過ごさないためのヒント
無駄な時間とは、あなたを自由から遠ざけるために使われた時間!
大きく3つに分けたのでそれぞれを解説します。
⑴ 欲を満たすために使う時間
⑵ 過去に執着して、後悔する時間
⑶ 予防できたことに費やす時間
⑴ 欲を満たすために使う時間
一時的な欲求を満たすためのデメリットは大きいです。
▶ 衝動買い(物欲)
→お金が減る、自己嫌悪になる
▶ 暴飲暴食(食欲)
→太る、食生活が乱れる
▶ 浮気(性欲)
→人間関係が壊れる、社会的信用を失う
▶ 寝すぎ(睡眠欲)
→腰の痛み、倦怠感、生活リズムの崩れ
▶ 見栄を張る(承認欲求)
→お金が減る、魅力が下がる
▶ 楽をしたい(怠惰欲)
→大切なことができない
▶ 金稼ぎ(金欲)
→不正行為につながる
満たしたい欲は本当に大切なことに注目して行動すれば満たされます。
方法を間違えると大きなツケが必ずやってくる…
「もっと学びたい」
「健康であり続けたい」
「家族を大切にしたい」
などメリットしかない時間は無駄になりません。
⑵ 過去に執着して、後悔する時間
後悔して失敗から学んだあとは振り返らない。
▶ 起業に失敗
→やらなきゃよかったと後悔
▶ 病気
→健康に気を使えばよかったと後悔
▶ 失恋
→優しくしておけばよかったと後悔
▶ 衝動買い
→買わなければよかったと後悔
今と未来に目を向けます。
過去は変えられないので、変えられることに集中。
ダメだった自分を考えても落ち込むだけでメリットはありません。
⑶ 予防できたことに費やす時間
予防は楽だけど、改善はとても大変です。
▶ 探しもの(探す時間)
整理整頓していれば、風邪薬の保管場所を忘れることはない
▶ 体調不良(健康状態を取り戻す時間)
体調管理をしていれば、病院に行かなくて済む
▶ 忘れもの(取りに戻る時間)
家計簿をつけていれば、預金残高が足りずに入金しに行くことはない
▶ 悩む(悩む時間、迷う時間)
後回しにしなければ、いつやるかを考えない
面倒で、やらなくてもいいと思っていることをほど実は大切だったりします。
やらなかったことで失う時間は想像以上。
落ち込んだり、イライラしたりするので精神的にも良くありません。
物の管理、健康維持、すぐに行動は時間を無駄にしないための有効な方法です。
やりたいことを見極めて、集中して取り組むと無駄な時間を過ごさなくなります。
*何がムダなのかは人によって変わるので、最終的な『ムダ』は自分で決めます
私は紹介した5ステップで以前よりも自由に使える時間が増え、作業効率が格段に上がりました。
まとめ
本当にやるべきことを見極めて、集中を妨げるものをなくします。
1日24時間と短いですが、余計なことをしなければ時間は余ります。
無駄な時間を過ごさない5ステップは、
自分の時間の使い方を見える化する
↓
やりたいことを見極めて、
やることを限定する
↓
優先度の高い3つに取り組み、
残りは意図的に先送り
↓
集中力を妨げるものを省いて、
集中力を維持する
↓
限れた時間とエネルギーを活かして、
作業に取り組む
1日の時間は限られていますが、誰でも時間を有効活用できます。
ムダな時間が普段の生活でどれだけあるのかを知って、少しずつ時間の使い方を上手にするのは難しくありません。
この記事で紹介した5ステップは実に効果的。
まずは1週間試して、自由な時間ができるのを実感してください( `ー´)ノ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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